ポジティブシンキング

よくポジティブシンキングという言葉を耳にする。
和訳すれば「積極的思考」。
反対の言葉は「消極的思考」(ネガティブシンキング)となる。

「積極的な考え方」について、最近感じることがある。
すべてをこの「積極的思考」(ポジティブシンキング)という言葉の響きで感じ取ることはリスクヘッジが出来ていない。

例えば、長男智哉や三男修大がハードレインのサーキットにおいて「積極的思考」(ポジティブシンキング)という言葉の響きだけでアドバイスするとこうなる。
「もっとコーナー出口でアクセルを開けて、もっとコーナーに突っ込んでからブレーキを強く」と。
結果は安易に想像がつく、それはハイサイドで転倒。




私が考えている「積極的思考」(ポジティブシンキング)とは。
まずマインド。
心を明るく前向きに維持し続ける努力をすること、
例えどんなに苦しく辛くとも。

次に最悪のシュミレーションをすること。
それは日々のトレーニングや練習において最悪のケースに遭遇した場合にちゃんと回避できるすべを身に付けておくこと。
同時にそのさまざまなケースのシュミレーションとその準備策が多く持てるように努力する。

つまり、ただ単に積極的であってはならない。
「それは蛮勇であってはならない」ということだ。
すべてのケースにおいて対応できるといった裏づけがあってはじめて真の「積極的思考」(ポジティブシンキング)となると感じている。


写真は三男修大の年始に行った書初め展示の案内状。
「パパこれ以上の賞はないんだよ」と喜んでいた。
残念ながら今週末はスキートレーニングを予定しているので、
観に行ってやることができない。