「情熱と努力」の「量と質」を高める

「やる気はあるのか?」と尋ねると「ある」と答える。
「情熱はあるのか?」と尋ねると「ある」と返事が返ってくる。
しかし、私はそれを信用していない。

情熱には「体積」と「密度」があるからだ。

今の子供達はワイングラスのそれなのかもしれない。
この10年間で密度が少しずつ濃くなって来ているようにも感じる。
しかし「体積」と「密度」がまだまだ足りない。



「毎日努力しているのか」と尋ねると「している」と返ってくる。
私が求めているのは、誰でもがしている自分なりの努力ではない。
誰でも自分なりの努力はしている。

その自分なりの努力の「量と質」が問題だ。
世界に羽ばたいて行った選手の努力の「量と質」と比べてみれば明らかだ。
そんな努力の「量と質」があったから成功できる。

私が伝えたいのは、「誰にも負けない努力をする」ということだ。
「そうなれたらいいなぁ」、「そうしたい」というような程度では、それは夢に終わる。

寝ても覚めても「夢に向う情熱」を維持し続けよう。
その結果、日々の誰にも出来ない努力もできる。

「誰にも負けない努力をしている」から、
誰にもできないことも、 そして夢も実現する。


写真は2年前。
小学5年生の時の明智トップヒルサーキット。
HRCトロフィー全国大会出場に向けて闘ったレース。