心のスイッチ

積極的思考を身に付けること。
長男智哉がレーシングカートと出逢った7年前の9歳当時に私はよくこんなことをよく言っていた。
「辛く苦しい時にこそ、自分自身で心のスイッチを前向きな方向へ切り替えること」。それは三男修大がバイクに乗り始めた6歳当時にも。

モータースポーツは全身が凍りつきそうな氷点下の真冬のサーキットでも、 また灼熱の真夏のアスファルトのサーキットでも、
ヘルメット、グローブ、ブーツそしてレーシングスーツを装備しなければならない。
小さな子供にとっては、それだけでも過酷なことだと思う。
そしてサーキットにはコーナーの限界スピードの壁が立ちはだかっている。
しかし、そんな時にこそ「心のスイッチ」をポジティブな方へ切り替えたアグレッシブな自らの限界への挑戦が必要になると思う。
その挑戦に日々の努力という裏付けがなければ、ただの無謀な行為となる。
そんな経験を何年間も積み重ねながら人生を切り開いて行く。

自分自身で、
「私の人生は開かれている」と幾度となくつぶやきながら。


写真は昨日のレーシングスクールの三男修大