それぞれの思い

今朝の鈴鹿は冬の厚い雲に覆われて、今にも雨が降り出しそうだ。
早いもので3月に入校式があり、明日修了レースを迎える。

私は今年で7度目の修了レースを見守ることになるが、この日の朝は毎年特別な朝のような気がする。
期待感と不安そして哀愁が漂っているように感じる。
これまで学んだすべてをこの修了レースで、あるいは来年に繋げるために。一方でこの修了レースを最後のレースにする、そんな人もいる。

3月に出会い心地いいそよ風の中を共に走り、
真夏の灼熱の中を共に駆け抜け、
実りの秋にはそれぞれが壁を乗り越えて行く。
そして枯葉散るこの12月に共に最後のレースを明日闘う。
さまざまな思いを抱きながら。

写真は三男修大の今年の入校式の様子